産業廃棄物処理業経営塾OB会主催の環境省との「意見交換会」に参加してきました。毎年行われているこの会ですが、今年は廃棄物規制課の神谷課長をはじめ総勢13名もの方々にご参加いただきました。コロナ渦における業務の在り方、今後の法改正の流れなど、我々幹事団と様々な角度から意見を交わす事ができました。
印象的だったのは、やはり大きな方向性として「脱炭素社会」の確立を目指すということです。菅総理が掲げている、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするというこの計画。水面下ではもちろん環境省がリーダーシップを取って動いています。昨今の廃プラスチック問題や地球温暖化の問題。課題は山積みだが、動脈産業~静脈産業までこれらを基とした法整備が今後なされていくとおっしゃっていました。
これらは我々の業界にとって追い風である反面、規制も更に厳しくなるという事を表しています。この潮流に乗り遅れると、間違いなく社会から淘汰される事になってしまうでしょう。時流を読み、今を疑う。しっかりとこれからの社会に貢献できるよう会社運営を進めていきたいものです。