仕事でもプライベートでも、対人関係においてはコミュニケーションが大切であるとよく言われます。しかし私は仕事上とプライベートにおけるそれとは全く意味が違うと考えています。
「コミュニケーション」=互いの意思・感情・思考を伝達し合うこと。直訳するとこうなります。仕事以外の日常ではスキンシップとか意思疎通の意味合いが強いと思いますが、仕事上の場面では異なります。「ビジネスコミュニケーション」=相手を知り、自らの行動に変化をもたらすこと。自分自身のマインドが変化して、”その後の行動が変わる”こと。これが決定的に違うと思うのです。
営業の場面であれば、お客様からの依頼事項を聞き逃すわけにはいきません。致命的な信頼損失になりかねません。社内でも言った言わないを防ぐ為に、書面に残す・データに残すという事が重要です。要するにビジネスにおけるコミュニケーションとは、「無くても良いもの」ではなく、絶対に「無くてはならないもの」なのです。
普段の報告・連絡・相談や成長対話、これらもやった方がいい、ではなくて必ずやらなくてはいけないもの。世代も性別も全く異なる者同士が一つの目的に向かっていく以上、この行動は必要不可欠です。その為、何でも言いやすい風土を作るのは上司の仕事かもしれません。それぞれがこの事を意識して仕事を進めていきたいものです。