テレビコマーシャルなどでも大手ゼネコンを中心に、現場で活躍するロボットや最新技術の紹介がされています。我々廃棄物業界においても業界誌を中心に話題は脱炭素化やAIに関する事ばかりです。これだけ環境問題が深刻となり働き手不足の時代の中で、これらに関する技術の進歩は今後猛烈なスピードで進んでいくことでしょう。
当社においてもシステム導入や各種アプリの開発が進んでいますが、まだまだ「業務フローの改善」にまでは至っておりません。現場での作業を効率化する機器の開発や社内業務を抜本的に変える「仕組み」の変革。これが来期以降は本当に重要になってきます。県内の同企業では「AIロボット選別システム」によって大きく工場内の省力化・省人化を行い、様々なメディアに注目されるまでになりました。「実利とブランド価値」の両方を手に入れたのだと思います。
売上はいきなり2倍3倍にはなりません。しかしながら利益は我々の“アイデアと努力”でいかようにでも上げることが出来ると思います。来期はこのIT/DXの分野について現場からの声を集められる環境を作っていきたいと考えています。当社においてもこの分野で突き抜けた存在になれるチャンスはまだまだあるはずです。社員全員の知恵を出し合いながらチャレンジしてまいります。